子どもたちを、もう少しだけ子どものままでいさせてあげる。
※YondemyではMissionとして「日本中の子どもたちへ豊かな読書体験を届ける」を掲げている一方で、Visionはあえて一つに限定するのではなく、メンバーそれぞれが思い描くこととしています。
「大人になるために子ども時代がある」。近年、社会全体でこのような思想がどんどん加速し、力を増してきているように感じます。
でも私は、子ども時代は子ども時代のためのものであるべきだと思っています。
子どもの頃にしか見えない世界に、無理やり大人の常識を押し付けてはいけない。子どもたちには、その特別な時間をそのままの密度でそのままの彩度で、味わってほしい。
絵本や児童書は、子どものころにしか見えない世界を鮮やかに描いています。
だから、子どもたちがもっとそれらに触れるきっかけを創り出すことによって、少しでも、子どもたちが子どもたち自身の世界を取り戻す役に立つことができれば幸いです。