あなたを動かす再びの言葉を

※YondemyではMissionとして「日本中の子どもたちへ豊かな読書体験を届ける」を掲げている一方で、Visionはあえて一つに限定するのではなく、メンバーそれぞれが思い描くこととしています。
言葉は思考の枠組みです。言葉を知らなければ感情はやがて忘れ去られてしまいます。
生きていると知らない言葉にたくさん出会う。たくさんの言葉を浴びて出会った言葉が自分の言葉になるまで、言語活動を続ける。本を読む、会話する、考える。
そうやって自分の言葉になると、感情が動き出すから。
私は昔に聴いていた音楽をもう一度聴くことが好きです。小さかったあの時もその言葉の意味は知っていたと思う。でも今聴くと、あのときとは違う感情になる。あれ、もしかしたらこれってそういう意味もある…?って。辞書的な意味を知ったのち自分の言語経験でどんどん例文が増えて言葉が染み込んでくる。そうやってまた言葉に出会うと世界は変わっている。