転げまわるような知のよろこびを
※YondemyではMissionとして「日本中の子どもたちへ豊かな読書体験を届ける」を掲げている一方で、Visionはあえて一つに限定するのではなく、メンバーそれぞれが思い描くこととしています。
できれば目的意識なんてはっきりせず、ただ読むことや知ることを楽しんで欲しい。そうして自分で向きもわからず転がっていればいい。他人から変な目で見られながら、ごろごろアハアハしていればいい。
それでも、この転げ「まわる」というところに、特別な意味を持たせたい。なんせ世の中は傾斜がかかっている。放っておいたら一方向に転がっていくに決まっている。そうなっている。しかも大体気づかれないままに。
転げまわるというのは、その中で傾斜に抗う体幹を必要とする。自分が培いたいと思う、一番の部分でもある。